独奏ブログ

愛媛県松山市二番町に生息するBARMANの、日々の雑記です。 

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2008.11.30[日] ちぇっ

1992年11月30日は、先日モーリス・ベジャールの命日のときにチラッと出てきたジョルジュ・ドンの命日です。こんな薄っぺらいネタばっかりなのに毎日エントリーできず、情けない限りです。ちぇっ

そして11月24日のフレディ・マーキュリー(クイーン)の命日をエントリーし忘れ、共に同時期にエイズで亡くなった2人へのオマージュのようにベジャールによって創作された『バレエ・フォー・ライフ』の今年夏の公演に行きたかったけど行けなかった話なども書けなくなりました。半年越しで書く予定だったのに。ちぇっ

はたまた11月26日は、セシル・ウィズロウの命日だったけど、これまたスルー。現在Stone Castleはないけど、もしかしたら入荷できるかも、なんてエントリーもスルー。ちぇっ

そんなこんなで、11月も本日でお仕舞い。12月は忙しくなるだろうから、きっと毎日エントリーできるはずです。11月がマヒマヒだからエントリーが少なかった、かどうかはご想像にお任せいたしまする。ニンニン
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2008.11.28[金] MICHTER'S WHISKEY

2年くらい前にちらりとエントリーしたことのあるMICHTER'S WHISKEYは、私の最も好きなお酒の1つです。

遠路はるばるやって来た彼の好きなお酒はBARRETT'S(恐らくMICHTER'S原酒)だったりします。普通のMICHTER'Sはたくさん飲んでいるだろうから、飲んだことなさそうなのを開封しました。ええ、マニアの意地です。

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同じ形(SERIES B)のジャグですが、発売の年が違います。向かって左から1970年で、右が1976年。両方飲み比べと行きたいところですが、当店の貧弱な在庫と需要を考え、今回は私とお客さまの生まれ年である1970年を開封しました。

状態はかんなり良いです。'50年代から'80年代まで色々と飲んでいただけましたが、これが1番とのお墨付きとなりました。陶器の不安面である液面低下も恐らくほとんどありません。1Quart86Proofなので量はありますが、私もテイスティングの嵐でしょうし、お勧めしまくると思いますので、興味のある方はお早めに。

個々の銘柄、状態にもよりますが、今現在のところコスト・パフォーマンスは'70年代以降が最も良いですね。

あ、来週は毎年恒例のアレを開封します。

今年はバーボニアンな方々の一斉転勤で需要が気になるところですが、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃいますので開封します。こちらは'30年代なので、コスト・パフォーマンスは人それぞれでしょうが、興味のある方は5000円札を1枚握り締めてご来店くださいませ。

続きはMICHTER'Sのサンプル画像を少々。興味のある方向けです。

2008.11.26[水] 旧友来る。

ファースト・コンタクトは何年くらい前のことだろう。

「覚えてますか?」

と開口一番の彼とは2回しか会ったことがないけど、もちろん覚えてまんがな。全国でも少数派の同年代のバーボニアンやないですか。

彼は日本全国を行脚しているので、色々とバーやバーマンのお話を聞くことが出来て楽しかったです。そんな彼に提供するバーボンは悩みますねぇ。かなり飲んでますからねぇ、彼。ただの愛すべき飲兵衛ですからねぇ。ええ、私もですけど。

というわけで、たぶん飲んでなさそうなボトルをチョイス。多少は珍しい酒だろうと思います。もちろん私の大好きな蒸溜所。

と引っ張りながら、お酒のネタは人気ないので後ほど。

こういう地味に美味いお酒を共有できるのは、バーマン冥利に尽きますね。

飲むのも楽しいけど、提供するのも楽しいものです。

さーて、彼もお客さまと意気投合してラーメン屋に旅立ったことだし、そしてお店も落ち着いたことだし、人気のない次エントリーでも書くとするか。

2008.11.26[水] クララが立ったーっ!

お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、ここんとこD70号で写真を撮っていません。というのは、ろくに説明書も読まずにあちこち触っていたら、暗い写真しか撮れなくなっていたのです。

新しい季節の果物のカクテルを試作しても真っ暗。新しいお酒を撮っても真っ暗。店内の照明を全開にしても真っ暗。

ファインダーを覗くまでは楽しくても、シャッターを押し、画像を見てがっかりする日々なのでした。

ところが本日お見えになったお客さまにD70号を見ていただき、とあるところをイジイジしていただくと、ありゃま、明るくなってるじゃないですかぁーっ!

誰にもわかんないでしょうけど、私の心の中では『クララが立ったーっ!』てな感じです。早速あれこれ撮ったけど、相変わらず手ブレピンボケ。でも良いんです、真っ暗じゃないから。

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2008.11.24[月] Warm Beer And Cold Women

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雨の日曜日の宴。そしてNighthawkは闇夜に消えていく。解説無用。

エントリー・タイトルはこのアルバムの隠れた名曲「Warm Beer And Cold Women」Youtube



Nighthawks at the DinerNighthawks at the Diner
(1995/04/12)
Tom Waits

商品詳細を見る


手に掲げてるお酒はMephistopheles(AVERY Brewing Co.)というコロラド州のスタウト。アルコール度数16度なので、ちょっとやそっとでは手が出ないタイプです。もちろんお値段も。いろんな意味でメフィストフェレスという名前の通りの麦酒です。
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年末に向けて、15時営業は一旦休憩しようかと思ったけど、これだから止められない。この街にも乾いた人が溢れてる。

2008.11.22[土] 11月22日……

2007年11月22日はモーリス・ベジャールの命日です。ネタがない、わけでなく、調べずに気楽に書けるものを……。

モーリス・ベジャールといえば、天才振付師です。歌えない、踊れない、の店主めがねは映画『愛と哀しみのボレロ』など振り付けが頭を過ぎります。この映画に出演しているジョルジュ・ドンのボレロは、私の仕事前の肩凝りをほぐすための朝の体操として、仕事前にかかることがあります。

YouTube - Bolero -


かなりヘヴィーです。もちろん私のボレロは絶対に誰にも見せることができません……。

ベジャールのボレロでもう1人思い浮かぶのが、シルヴィ・ギエムです。バレエ漫画『昴』の元?になった方です。この方のボレロは美しい……。

YouTube Sylvie Guillem - Bolero (1/2)



YouTube Sylvie Guillem - Bolero (2/2)


素敵なバレエダンサーたちの振付をした天才振付師に乾杯!

今日のBGMはBoleroだな。



2008.11.21[金] THE Whisky World vol.19

THE Whisky World vol.19が入荷済みです。

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相変わらずVagabond's Whisky Storyから読み始めます……と、なんか違和感を覚えます。

あれ?このコラムはほとんどバーボンのことばかりなのに、何故にウィスキーの綴りがWhisky?(バーボン・ウィスキーの綴りのほとんどはWhiskeyです)

と思って調べてみたらvol.14からみたい。1年気付きませんでした。

まぁ相変わらず内容は、この雑誌の中での数少ないバーボンネタだから良いんですけどね。そして掲載13回目にして初めて(だと思う)私も所有している“はずの”ボトルが掲載されました。

“はずの”というのがミソで、倉庫の何処かにあるはずなんですけど、見つからないんですよ……。

そろそろ倉庫からお酒を持ってこなきゃなんないんだけど、ストックのほうが増えて店内の酒置き場に困っている今日この頃。現実逃避ついでに酒棚でも作ろうかしら?

2008.11.20[木] 形有る物……

地球を半分くらい回ってやってきた素敵なグラス、LALIQUE TOSCAたんが腰砕けの姿で到着しました。

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一服して冷静に日本郵便さんに電話をして4回タライマワシに遭い、3回住所氏名電話番号を言い、身も心も朽ち果てて、藁をもすがる想いで見たヤフー占い。

本日のおひつじ座 - Yahoo!占い

大きなショックです。ひとつわかったのが、当たる占いというのは、ついてないときに見るとさらに凹む、ということです。

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2008.11.19[水] な ん な ん だ こ の さ む さ

お気楽な上着だけで仕入れに出かけて死ぬかと思いました。

こういうときは暖かいものが飲みたくなりますね。

お店に戻ってすぐさまコーヒーを入れました。

生き返りますなぁ……。

今日みたいな日は、仕事でないならばウィスキーをじっくりストレートで楽しみたいところです。

ここんとこお酒の紹介もせず、ずっと呟いてばかりですが、秋から冬にかけてウィスキーの美味い季節です。もちろん、重めのビールやホッと・カクテルもね。

そろそろ営業ブログとしてちゃんと近頃のお酒の案内もしないとなぁ。

風邪引きさんにご注意ニンニン

2008.11.17[月] 休みの日の夜

11月17日です。キャスバル・レム・ダイクンの誕生日です。って久々でもまたですか。

暇なのか忙しいのかわからない毎日です。折角だから休みの間にインプットされたことを備忘録として何か書いておきたいんですけど、なかなか時間が取れません。

まずは記憶にほとんど残っていない休みの日の夜についてちらりと。

1:ベルジャン・ビア・カフェ行脚
飲みまくり食べまくり。元気な同業の方々に出会う。皆さん現地で生産者の方々と交流しています。これは大きい。まずは貯めるものを貯めないとな。

その他:色んなバー行脚
飲みまくり飲みまくり。元気な旧友の方々に出会う。皆さんとの交流はなんでテキーラなんですか?これは大きい。記憶もお金も全てなくなりました。

当初の予定なら気になるカクテル、気になるバーボン、気になるアメリカン麦酒、気になるバーマンなど、地元では得辛い情報を得に行くはずだったのですが……。

皆さん優秀な大都会のバーマンですから、本当に私に足らないのはテキーラだと教えたかったのでしょう。大都会のバーマンのレベルの高さを垣間見ました。そう、今回は研修旅行ですから、これはお勉強なのです。

次はこそっと行きます。

2008.11.15[土] ドタバタ

お休みの2日間に色んなことがありまして、何から書いて良いやら何を書いたらいけないやら、まだ脳味噌も内臓も落ち着いていません。

昨日は開店時間が大幅に遅れてしまいましたが、満員御礼ありがとうございます。そして松山最後の夜をちょうど満席でお断りせざるを得なかったセバスチャン(仏製)。ほんまごめん。

君の国のお酒はほとんど扱っていなかったけど、Duchesse de Bourgogneを飲んでMarieのことを話し始める君の酔っ払った英語は、フランス訛りで本当にエロティックだったよ。意味はさっぱりわからなかったけどね。あでゅーらみぃ。また日本に来たらよろしく。

さーて仕込みがまだまだ追い付かないので、これにてドロンでござる。ニンニン

2008.11.11[火] 店内が……

アブサン臭いです……。

宴の後のお掃除って、大変だけど実は楽しかったりもします。

あ、本日私用のため早仕舞いの予定です。ニンニン

2008.11.11[火] tchin-tchin

こうは見えても?かどうかはわからないけど、駆け出しの頃、外人バーで働いてました。

今のスタイルとは全然違うけど、私のバーマンとしての原点だったりします。

ヴィンテージ・ウィスキーをすまし顔でフフンとテイスティングするようなお店ではなく、命の水を乾いた身体に注ぎ込み、生きている実感を皆と共有し合う猥雑なお店です。

まさか今ここでそんな営業をするとは思わなかった……。

血沸き肉踊る。

そんな感じで言葉は通じ合わなくても野郎同士酒を酌み交わし“チンチン(今回はフランス人ね)”である。決して“さりゅ”でも“さんて”でも、ない。

それはともかく、久々にアブサン(控えめにアルコール57%)の一気をしました。はるか昔、大晦日のカウントダウン・パーティで、お客さまとアブサンのボトルを空けたときに酔っ払って先輩に大目玉を食らった、ちょいとしょっぱい思い出が頭を過ぎりました。

~独奏は大人の飲み手の集う場所~

……まぁ、そんなときもあります。

2008.11.09[日] 忘れ物(故意)

先日のこと、お客さまがなにやら忘れ物をしていったようです。

IMG_1242-s.jpg

故意ですなw

なお、当店はオペラえひめとは“一切”関係ございませんw

頑張って(飲んだくれて)いるお客さまが好きなだけさっ!

2008.11.08[土] 0-1LOSE

うーん、愛媛FCのことを書こうとすると毒が溜まりますなー。

今シーズンに私がスタジアムに行ける日は今日で最後だったので寂しい限りです。

まぁ来年も観に行きます。今の成績で、深夜に繁華街を闊歩している選手たちの給料を払うためでなく、未来の愛媛FCの存続のために、ですけどね。てへっ

2008.11.07[金] 窮屈な世の中(追記)

11月7日です。筑紫哲也氏の命日(2008年)です。しつこい?

私が大学生の頃(1989年)に始まったTBSのニュース番組「筑紫哲也 NEWS23」の多事争論は、1人暮らしの友達のマンションにたむろして皆で遊んでいるときに、必ずチャンネルを変えてまでして見てました。

そして多事争論が終わったら皆でマンション駐車場に出ていた屋台に移り、おでんとお燗酒を胃袋に流し込みながら“あーだこーだ”争論していました。

少しして松山市は衛生面だか美景面だか忘れましたが、そんな理由で昔ながらの屋台は全て禁止されてしまいました。そして多くの屋台が廃業するか何処かの店子さんとなっていますが、当時のあの猥雑な雰囲気はなくなってしまいました。大衆文化というものはそんな簡単な規制でなくなってしまうものです。

筑紫さんは肺癌で亡くなりました。肺癌になって禁煙するまで、ハイライトとマルボロの赤を1日3箱吸っていたというヘビースモーカーでした。禁煙が叫ばれて久しいですが、この方の屁理屈めいたコメントが大好きな私はちと悲しいです。

吸うも吸わないも自己責任。ただし他人を不快にさせないように。今日は久々にマルボロの赤でも吸おうかな。(最近こんなのばっかり)

毎日新聞:がんと闘う筑紫哲也さんに聞く(2007年11月27日)

 紅茶2杯で3時間。斜光の入るレストランの個室で、筑紫哲也さん(72)は終始ニコニコしていた。「がんは面白い病気」と語れるようになった筑紫さんは今、無常だからこそ輝く人生を、そのありがたさを感じているという。【藤原章生】

 事務所のある赤坂のビルまで迎えに上がると、青いシャツに黒のジャケットというラフな格好で下りてきた。療養中にしては、はつらつとしている。

 半年ぶりにテレビ出演した先月は、つけ毛が話題になったが、「生えてきたので、今は自毛です」と少し恥ずかしそうな顔をした。「もともと髪が多いから、局で『視聴者がショックを受ける』なんて言われて、つけ毛にされて。でも、嫌だから自分でばらしたんです」

 以前、お会いしたのは2年前。日比谷のホテルのバーでアフリカの話をした。もともとがヘビースモーカーなので、灰皿が吸い殻の山になった。

 病後、たばこをやめた。困ることが出てきた。大好きなマージャンと原稿書き。「一服できないと、全然面白くない」。長年愛してきたのはハイライトとマールボロの赤。ニコチンが強く、のどに強い圧迫感のある本物のたばこだ。

 「長生きには、吸わないのがいいのか、吸うのがいいのか、議論のあるところでね。たばこで死ぬ人も、糖尿など食い過ぎで死ぬ人もいる。もう一つは、たばこや食に急ブレーキかけて、そのストレスで死ぬ人。屁(へ)理屈だけど」

 論は勢いを増す。「百害あって一利なしと言うけど、文化は悪徳が高い分、深い。人類が発明した偉大な文化であり、たばこの代わりはありませんよ。これを知らずに人生を終わる人を思うと、何とものっぺらぼうで、気の毒な気がしますね」

 でも、そんな文化ががんをもたらした、と向けると、「そうとも言えない」と首を振る。「肺がんに直結しているようだけど、たばこは引き金で、本当の原因はストレスなんです」

 たばこが原因だとは今でも思っていないのだ。

 ◇「Must(~ねばならない)」から「Want(~したい)」へ

 *原因

 では、どのようなストレスがあったのか。「簡単に言えば、Must(~ねばならない)が多すぎた。だからMustからWant(~したい)に変えればいい。でも、長年、僕を知る人は笑う。『お前は好きなことしかやらないじゃないか』と」

 それでも、TBSテレビの「ニュース23」に出ずっぱりというのは、やはり負担もあったのだろう。「そう。僕は約束を破ったり、会議に出なかったり、いいかげんなんですが、放送は18年間、月曜から金曜まで1秒も遅刻せずにやった。自分がやりたいことだから、苦痛はなかった。東京だけにいてはこの国は見えないと、週末は講演など理由をつけては地方を回ったんです。これも、楽しかった」

 ただ、心は楽しんでも、体は違った。「加齢ですね。体が文句を言っても、ペースを崩さなかった。人はそもそも心身が分裂しているものなんです。美空ひばりは東京ドームで歌い終わり、ぐじゃっと倒れた。僕もそういうところ、あると思う」

 ◇語るたびに自己嫌悪だった

 *助言

 30年間、朝日新聞社で記者、雑誌編集長を務め、キャスターに転身した。活字の世界にない気遣いもあった。後任キャスター、共同通信社の前編集局長、後藤謙次さんにこう助言した。

 「テレビは軽率で不完全なメディアだから、家で奥さんと反省会をやるのはやめなさい、とね。僕は毎晩、自己嫌悪でした。原稿ってのは、へたくそでも活字になると、まあ自己満足できるでしょ。でも、テレビは見るたびに自己嫌悪でね。ボディーランゲージが大きなウエートを占めるし。『なんであんなことを言ったのか』というのがストレスになってね」

 「僕がキャスターを始めたころ、朝日新聞では、テレビは下賤(げせん)なメディアで一度さわったら体が腐る、とさえ言われた」。それでも、テレビに移ったのは、新聞に限界を感じていたからだ。「何百万も部数があるから、書いたものが相手に届くと思っていた。でも、ある時気づいたのは、ほとんど何も届かない。特に国際報道は、どんなに大変な思いをしても何も届かない。多くの人に届けるには、テレビが手っ取り早いと気づいたんです」

 キャスターとしてどれだけのことを伝えられたのか。「こうあってほしいと思うことを語ってきたが、その方向に世の中が進んだことはない」という。語るたびに、どんどん自分が少数派になってゆくと感じた。

 それでも自分を突き動かすものがあるとすれば? 「うーん、おせっかいな好奇心ですかね。でも、この(報道の)仕事って、おせっかいですよね」

 ◇予約つき人生、今日が大事

 *発見

 がんになり、発見があった。一つは、患者と有権者が似ていること。「いくら情報を与えられても、自分で思うほど賢くはなれない」。結局は他人に言われるままになる。そして悪い結果が出れば「自分の責任」となる。「底にあるのは、人間は賢者になれるという壮大なフィクション。世界経済の影響で酪農家が破産すれば、『お前の責任』と言われ、フリーターや社会からこぼれる人が叱責(しっせき)される。でも、弱い患者と同じく、有権者にすべての責任があるわけじゃない」

 ごく自然に東洋医学に向かった。「僕の体は空爆されたイラクみたいなもの。放射線でがんはほぼ撃退したけど、体中が被爆している。西洋医学は敵を攻めるばかりだが、東洋医学は、がんを生む体にならないようにすることを心がける。それが自分には合っている」と、今は月の半分を奈良の東洋医学専門家、松元密峰さんのもとで過ごす。放射線医療の後遺症でのどが膨れ上がったとき、はり治療などで救われたためだ。

 「がんは面白い病気でね、これくらい個人差があり、気持ちに左右されるものはない」と言う。「心臓が急に止まるのと違い、余命率がどれくらいという、一種予約つきの人生になる。年数はわからない。ラッキーだと延びるし、短い人もいる」

 日々、「ありがたい」と思うことがある。「倒れるまで、一日、一日なんて、特に考えないで過ごしてきたけど、先が限られていると思うとね。例えばきょう一日も、とても大事というかね。うん。お墓には何も持っていけないから、大事なのは、どれくらい、自分が人生を楽しんだかということ。それが最後の自分の成績表だと」

 *思い

 今は週に1回、立命館大で講義し、あとは「源氏物語」を猛烈な勢いで読んでいるそうだ。

 「入院中にじっくり読んだのは新渡戸稲造の『武士道』。古典が面白くてね。それと、仏像や日本画をしみじみと見るというのかな……。これって、なんだろうと思う。これから先、見ることはないという、見納めの心理も働いているんでしょうが、すべてにありがたさを感じる。そう思いながら味わえる何日かが、あとどのくらい続くか分からないけど。その日々、月日があるというのは、急に逝くよりいいんじゃないか、なんて思うんです」



偉大なるジャーナリストに合掌

YouTube - PhotoStory 墓場に舞う、陽水の「おやすみ」


2008.11.06[木] 116 MATSUDA

11月6日です。松田優作の命日(1989年)です。最近そんなのばっかりですね。

松田優作といえば、やはり切っても切れないバーボンの話題。

OLD CROWとかEARLYTIMESとか。

ちょうど私がBARに通い始めたのがこの頃で、時代はバーボン・ブームの真っ只中。私は何を頼んで良いのかさっぱりわからないから、先輩の飲むI.W.HARPERより安かったEARLYTIMESを頼んだのを今でも覚えています。そしてOLD CROWも同じ値段だったので、この2本が私の定番となりました。

あれからどれくらいのバーボンを飲んだのだろう。気が付けば当時の倍くらいの年齢になり、松田優作は旅立ち、OLD CROWはブランドは続けど蒸溜所は操業停止し、今でも当時の面影を残しているのはEARLYTIMESだけとなりました。

そんなことをつらつらと書き綴りながら、今夜は仕事明けにEARLYTIMESを飲もうと決めた店主めがねなのでした。

2008.11.05[水] 思い出に乾杯

遅い時間にふらりと現れた四十路ボンバイエ。彼が松山から離れてどれくらい経ったのだろうか。たまたま彼が引っ越した直後に、偶然出張で県外に飲みに行っていた私と合流して、野郎2人で飲み明かしたとき以来だ。

『最後に1杯だけ』

一言だけ口を開いた彼に差し出すのは、いつも決まってWILD TURKEYのオン・ザ・ロック。

同い年で、共にWORKAHOLIC & ALCOHOLICの2人が話す内容は、大統領選挙のような遠い異国の出来事なんかじゃなく、他愛もない与太話。

これからは松山に帰ってくる日も多くなるらしい。また深夜にWILD TURKEYで乾杯する日も増えるのだろうか。

そんなことを考えていると、ある旋律が頭を過ぎっていった。イントロで爪弾かれる「蛍の光」が、何処となく切なく、懐かしく感じさせる「A Sight For Sore Eyes(思い出に乾杯)」でも久々に聴いてみよう。

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(1995/04/12)
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A Sight For Sore Eyes(思い出に乾杯)YouTbe

2008.11.05[水] 手抜き

どれくらい先のことかはわかりませんが、宇宙世紀0063年の今日、11月4日はアムロ・レイの誕生日です。え、どうでもいい?あ、日付も替わって昨日ですか。はい、そうですか。

ただいま予想通りの状況ですので、カクテルの試作→撮影→ブログ更新という流れに持っていきたいのですが、どうも胃腸の調子がよろしくないらしく、第1段階で躓いております。

そろそろ真面目にカクテルやウィスキーのご案内もしないとなー

と、心の中では思っています。ニンニン

2008.11.01[土] ニシムクサムライ

地毛があるうちにポニーテール……というか髪を伸ばそうと思って、もうすぐ1年が経ちます。それ以来、床屋さんにもほとんどお世話になっていません。

仕事中は(日祝祭日以外は)結んでいるのですが、その結った後ろ髪でさえ猫のしっぽくらいの長さなので、前髪はまだまだ短く、ジェルを1週間で使い切るくらいの勢いで消費して髪の毛を固めています。お陰さまでポニーテールになる前に毛根がダメージを受けて地毛がなくなってしまいそうです。

恐ろしい冗談はさて置き、ニシムクサムライの11月の始まりです。世間さまは連休らしいですね。ということはうちはまた15時開店が続くんですね。身体は馴染んできましたが、精神的にはまだ少しダメージがあるみたいです。でも日曜祝祭日は、髪の毛を束ねず気楽にお仕事と決めているので、毛根のダメージは少なそう……って、また話はそこですか。

まぁ要するに、サムライ・ヘアー(幕末)を目指しているのですが、月代(さかやき:頭上の剃ってる部分)が天然で出来そうなくらいに毛根が絶賛崩壊中。サムライと11月と掛けてエントリーを書き始めたのだけれど、ちょいと怖い私の毛根の行く末と、毎年怖い11月上旬の売上が気になる霜月朔日。

あ、一番最初に月代を「剃り」始めたのは織田信長だといわれているそうです。

nobu.jpg

天然でこれは無理っす。
プロフィール

店主めがね

Author:店主めがね
場末のバーの中の人です。
心が狭いので優しくないです。
めがねは絶対に外しません。

業務連絡
ウェブログ支店引っ越しました。
http://dokusou.blog.jp/
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